横浜馬車道「勝烈庵」16-DEC-1992
横浜に住んで10年にもなるのに、一度も勝烈庵 *1に行った事がなかった
ので行ってきました。

勝烈庵は横浜駅のダイアモンド地下街とジョイナスの地下等(確か鎌倉辺り
にもあったような)に支店がありますが、どうせいくなら本店へと思い
関内駅の本店に行ってきました。

場所は馬車道十番館 *2のはす向い辺り。店の作りはかなり古びていて、
どこにでもある定食屋といった感じ(でもどこにでもある定食屋には
店の前にアンティークの水道 *3はないか)。入ったのが午後3時過ぎの
せいで、待ち時間なしで席に付けました。こんな中途半端な時間なのに
それなりに人が入っているのは、やはり人気のある印でしょう。それが
証拠に座って待つための椅子が入り口以外に2Fにあがる階段にも置いて
ありました。店は1Fにカウンターとテーブルが少々。2Fにはお座敷が
あるようです(上の方は行っていないのでよくわかりません)。作り自体は
古びていて、やはりどこにでもある定食屋といった感じ。我々の席は1F
のテーブル。値段は定食が1000〜2000円位で、まあ普通。

さて、注文ですが、ここはやはりカツを食べなくてはと言う事で、カツの
定食(正式な名前は忘れました)と、他のものも食べてみようと言う事で
若鶏のから揚げ定食(正式な名前は忘れました)にしました。

店内を観察していると壁に「勝烈庵」の書。サイン(?)を見ると、「志巧」
と書いてある。もしや、「勝烈庵」のロゴは棟方志巧の作では?

待つ事数分。出てきました。お皿の盛り付けは一般的なキャベツの細切り?
とカツ。他には普通の大きさの御飯茶わんと貝の味噌汁。
さて、肝心のお味の方ですが、独特のタレと表面はカリカリで中はジューシー
なカツはとてもおいしい。ただ、御飯は家で無農薬米をIHジャーで炊いた
ものの方がおいしい。でもこの値段でこの味であれば十分リーズナブル。
いつもこんでいるわけだ。

[場所]

       ││   │馬│
馬車道十番館☆││勝烈庵│車│
       ││☆本店│道│☆有燐堂文具館
───────┘└───┘ └──
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       ││   │ │
            │ │
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          ──┐ ┌───
            │ │
       OIOI☆│ │
       (丸井)

←横浜・桜木町            ┌─────┐    石川町→
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□│ 関内駅 │□■□■□■□■
                   └─────┘

*1 勝烈庵は横浜で有名なトンカツ屋さんです。
*2 馬車道十番館は横浜で有名な洋食屋さんです。
*3 これは1996.7.5付け毎日新聞横浜版によると日本最初の近代水道の蛇口で、
1887年に街角に登場したものだそうです。これを勝烈庵に飾ったのは勝烈庵
と馬車道十番館の経営者だった故・本多正道さんで1961年との事です。
ちなみに、馬車道や山手の路上に残っているものはここの本物の型を使った
複製との事です。


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